お金

【再現性なし?】いつの間にか資産2,000万円になっていたお話

person putting coin in a piggy bank

気が付くとお金持ちになっていた

突然ですが、こちらが私の資産内容内訳です。

①預金:定期預金と合わせて約300万円
②SBI投資信託:買い付け余剰金額と合わせて約1,750万円
③auカブコム:約50万円

…その他、会社の持ち株会で80万円。iDeCoで80万円ほど。

全て合算すると大体2,200万円くらいの金融資産を保有しています。
(実際は利益確定した際の税金などあるので、使える額はもうちょい低いと思います)

我ながら「いつの間にかよく貯まったな~」という感触です。

スペック

どうせ元から金持ちなんだろ…と思われるかと思いますので、私のスペックです。

年齢:30代後半
居住地:都内
学歴:地方4年制大卒(偏差値だと日東駒専レベル)
年収:今は700万円くらい(3年前は大体500万円くらい)
家族構成:独身(バツイチ)

我ながら、フツーのおじさんです。
就職先もフツーの会社です(就職偏差値50くらい、らしい)

いつ2000万円を超えたか?

あまり覚えてないですが、インターネットバンキングの残高と証券の入出金記録を見る限りだと…

資産100万:26歳
資産500万:32歳
資産1000万:34歳くらい?(この辺から色んな口座を持つようになって管理できなくなる)
資産2000万:36歳くらい(アプリで資産を管理して全体資産額を管理できるようになった)

資産500万円から加速度的に資産が増えています。

なぜ加速度的に増えたのか?

要因は4つあると思います。

1.年収が上がっても生活レベルを変えなかった

20代前半でいわゆるブラック企業に入社し、月給20万円、ボーナスも夏冬合わせて40万円程度で、残業手当もなく必死に働いてきました。
日々の生活でも出来るだけ節約を心掛けて、ジュース1本買うのも我慢したり、基本的には自炊したりするなど、かなりつつましい生活を送ってきました(ちなみに当時の家賃は都内で65,000円でした)

結局27歳までその会社で働きましたが、年収は新卒時と比較して100万円程度しか上がりませんでした。
もともと「自分は貧乏である」という自覚を持っていたため、生活レベルは特に変えずに節約の日々を送っていました。

月日は流れ…
今ではそれなりの収入を得る身になりましたが、生活レベルは殆ど変えずに今でも家賃68,000円のボロアパートで生活をしています。
これについて特に不満や苦痛はないです。本人が不満なければ節約は苦しいものではないのかなと思います(趣味の一環としての節約をしている感覚です)

2.本業に力を入れた

若いうちから自己学習して資格を取ったり、結婚をきっかけに年収アップのため転職するなど、本業をかなり頑張りました(ちなみに転職しただけで業務量はほとんど変わらずに年収100万円アップしました)
今でも継続的に資格を取ったり、社内のマネジメント業務に携わるなどして順調に出世しています。
一方で前述のとおり生活レベルは変えていないので、年収アップ分がそのまま貯蓄に回った形となり、結果的に加速度的に資産が増えたのだと思います。
副業等も考えましたが、本業に伸びしろがあるのであれば、まず力を入れるべきは本業だと個人的には思います。仕事が出来ないと仕事自体がつまらなくなってしまいますからね。
また会社で資格取得者に対するお祝い金が支給されるのも本業に力を入れられたポイントでした。最高で30万円もらったこともあります!

3.金融に関する知識を日ごろから収集していた

もともと仕事が金融業界に関連していることもあり、20代前半から「お金」にまつわる知識をつけるよう心がけていました。

例えば以下の辺りを理解できていれば、円預金だけを保有し投資を行わないことのリスクというものを理解できるのではないかと思います。
・なぜ親世代は定期預金を推奨するのか?
・r>gとは何か?また経済成長率とは何か?
・ドルコスト平均法とはどのような投資手法か?
・ラーメン1杯の値段は30年前からどれくらい変わったか?その理由は?

この辺はググれば一発で出てきますし、理屈もそんなに難しいものはないです。
ただし幅広い金融の知識をつけないと自身の血肉とはなりませんので、知識を点でとらえるだけでなく、線のつながりを意識する必要があるとは思います。

4.余剰資産をすべて投資に回した

余剰資金を預金口座に預けても意味ないな、という考えはありましたので、コロナショック後の2020年6月ごろにSBI証券でS&P500インデックスファンドを100万円分購入しました。
すると、一か月程度で5万円の利益を得ることが出来ました。
ここを勝負所ととらえて、殆ど全ての余剰資金である600万円で同ファンドを買い増ししたところ、あれよあれよという間に価額が上がり、結局1年程度で400万円の利益を得ることができました(こちらは今も買増&保有し続けており、現在570万円ほどの利益を出しています)

なんだ結局運が良かっただけじゃないかと思われるかもしれませんが、若い時から金融リテラシーに関する本を読んだり、マネーセンスを磨いてきたこと。また、若いうちから貯金を継続してきたことが、この結果につながったのだと考えています。

お金を得るためには行動あるのみ

月並みですが、ただ漫然と日々を過ごしてもお金は増えません。
もしあなたがお金持ちになりたいと考えているならば、何かしらを変えていくしかないと思います。
それは例えば資格取得に向けた勉強であったり、転職活動だったり、家計の見直しだったり様々あるかと思います。
幸いにも現代ではYoutube等で有益な情報を無料で閲覧することが出来ます。
(かくいう私もオリラジあっちゃんのYoutubeを見てS&P500インデックスファンドに手を出した勢です)

一攫千金で夢を掴む人も0ではないと思いますが、その何倍以上も一攫千金を夢見て不幸になっていく人もいます。
また悪銭身に付かずで、一攫千金したからと言って必ずしも幸せになれるとは限りません。
現実的で再現性のある手法を用いれば、だれでも資産1000万、2000万円は到達できると思います。
私の経験が参考になればうれしいです。